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田川地域の産業遺産(石灰・金・銅鉱業関連)

名  称 写 真 概 要
A05 香春太平洋セメント  香春太平洋セメント   1935(昭和10)年、月産28,000tの生産能力を持つ「アサノセメント香春工場」が竣工した。1947(昭和22)年、財閥解体指令により「日本セメント㈱香春工場」と名称を変更し、1998(平成10)年、秩父小野田セメントと日本セメントの合併により、「太平洋セメント㈱香春工場」となり、2000(平成12)年、分社化により「香春太平洋セメント」となった。2004(平成16)年に、同社は解散して「香春鉱業㈱」となり、セメント製造から撤退した。(敷地内見学は不可)
A06 香春岳(一ノ岳) 香春岳(一ノ岳) アサノセメント香春工場が竣工して以来、日本初の竪穴式採掘法により石灰岩の採掘が始まったという歴史がある。山の頂上から半分ほど切り取られたような光景は、当時のセメント産業を今に伝える貴重な文化的景観である。
A07 古宮鉱山石灰窯 古宮鉱山石灰窯  セメント産業に先立ち、石灰の製造が、江戸時代末期の慶応年間に始まり、明治期から昭和期前半に盛んに行われたが、1950年代後半頃(昭和30年代)には終焉した。現在、大正期(1912~1926)頃のものと思われる窯跡が6基残っている
A08 神間歩鉱山  香春岳三ノ岳北側山麓部に位置する。間歩群は標高100~190mの範囲に確認されており、3つの坑口がある。このうち真ん中に位置する坑口は、3mほどの竪坑から鉱脈を追うように横方向の坑道が走る。この2段目の坑口付近には、長軸約5m、短軸約4mの焼窯も残る。
A09 百舌原金山 百舌原金山  田川郡と企救郡の境をなす金辺峠の麓に位置する。江戸時代の記録「寛永四年幕府隠密方探索書」によれば、採銅所に所在する金山の名が見られる。また、元和九年の「豊前砂金請掘運上目録」には、企救郡呼野と田川郡採銅所より砂金2貫694文が細川藩に納入されたと記録されている。付近の金は「呼野金」と呼ばれ広く知られていたようで、当時の面影を残すものが百舌原金山にある。